生理中のダイビングはいいのですか?

一般には生理であっても、ダイビングをしても問題ないと言われています。

ドライスーツなら通常のナプキンを使用する方法で問題ありませんし、ウエットスーツの場合なら、タンポンが使えると便利ですが、普段使わず抵抗があるよう ならナプキンを使用することも可能です。

ただナプキンにたくさんの水分を含むので、違和感があると思いますので、ダイビング後は直ぐに交換する事をお勧めします。
(事前にお手洗いの場所を確認しておくこと)

ただし人それぞれ個人差があり、貧血になりがちだったり、体や腰が重く生理痛のひどい方などは、無理をせずに控えることをお勧めします。また恥ずかしがら ずに一緒に潜る担当スタッフや女性スタッフまで事前にご相談ください。不安な気持ちを抱えながらだとせっかくの楽しみも半減してしまいます。

ご自分の体と相談してダイビング計画を立てて下さい。

生理中の漏れなどが気になるのですが...

ボートで長時間移動し、直ぐにお手洗いにいけない状況などもあったりで気になる方も多いかと思います。
そんな場合はタンポンとナプキンの使用をしたり、タンポンの使用が気になる方、またはタンポン利用がない方は多い日用ナプキンを使用したりすることも可能だと思います。

夏の場合は水着の上にインナーをはいたり、水着にナプキンを敷いたりしている方も多いようです。 あとはこまめに取り替えること。
ダイビングの間の休憩時にこまめにシャワーを浴びるなど、短パン、パレオや大きめタオルなどで隠したりなど。

ドライスーツでのダイビングは体が濡れない為、普段と変わりないので快適ですが、気になるようでしたら多い日用を使用したりすると良いと思います。

万が一、スーツを汚してしまった場合は、直ぐに洗い流せば大丈夫だと思いますが、きれいに落ちない場合は中性洗剤やスーツ専用洗剤で軽く揉み洗いか押し洗いをするとよいでしょう。

生理中のダイビングで気をつけたほうがいいことはありますか?

生理の時は普段でも体温が下がり冷え気味になるので、ダイビング専用の保温性の高いスーツインナーを着用したり、エキジット後は暖かいシャワーを浴び、水分をふき取り、体を温め上着などを羽織るなどして、暖をとることをお勧めします。

無理して潜ると気分が悪くなったり、冷えから生理痛がひどくなりイライラや集中力散漫で判断能力が衰えたり、むくんだりしてそれが原因で耳抜きが普段より困難になる可能性もありますので、生理痛のひどい場合はダイビングを控えた方が良いと思われます。

生理痛がひどいのですが、薬を飲んでダイビングに参加することは大丈夫ですか?

生理痛には個人差があるので様々ですがダイビング前は平気だったけど、ダイビング後に体が冷えお腹や腰が痛く重くなる方もいらっしゃいます。
市販の鎮痛剤などは、いろいろな成分が入っていて、ダイビングに適さないものが混ざっている事もありますのでお勧めできません。
でも薬を飲まないとちょっと、という方は婦人科などでダイビングをしても問題のないお薬を処方してもらう事をお勧めします。

生理痛に〈アセトアミノフェン 系〉の鎮痛剤が主薬になっている市薬品があります。〈アセトアミノフェン〉は圧力下でも今のところマイナスの効果は認められていませんが、効果を強いる 為、上記の市薬品のほとんどに〈ブロムワレリル尿素系〉の催眠剤が配合されています。
〈ブロバリン〉は作用時間が短いといわれていますが、前夜に服用した 場合には、翌朝まで筋力低下、倦怠感、眠気が残るといった症状が現れるほか、窒素酔いが発症しやすくなる恐れがあります。

生理痛に対してこれらの「配合剤」を服用する場合は、特別な注意が必要です。
ダイビングにより通常の服用と比べて、相乗効果で強く現れたり、思わぬ影響が出る恐れがあるからです。
購入する際には、必ず「配合剤」かどうか薬剤師に確 認しましょう。

「新しい潜水医学」(大岩弘典著)より引用

妊娠中のダイビングは大丈夫ですか?

妊娠中のダイビングはお勧めいたしません。

ダイビングが影響で異常が起こったという医学的なことは未だはっきりしていませんが、胎児に悪影響を及ぼす可能性はあります。
一般的に、胎盤が出来てからだと、この部位は赤ちゃんに酸素や栄養を与える重要なところですので、血管が豊富にめぐらされていて、胎児は空気で呼吸せず酸素は血液から直接吸収している為、この部位にダイビングで窒素が入ることが問題とされています。

もし、減圧症や肺の膨張による障害などを起こした場合、そのための治療で胎児を危険にさらす こととなります。
現段階では、先ほども言いましたが、まだはっきりした影響などはわかって おりませんが、まずは生まれてくる子供の事を第一に考え、ダイビングは控えた方がいいでしょう。